昨年末、大学時代の同期生が、新しい事業を展開すると聞き、話を聞きに行きました。

彼はお父様の跡をついで、埼玉県大宮市で障害者支援施設を立ち上げ、社会福祉法人格を取得した人です。「社会福祉法人 独歩」

彼は、「戦力に変える障害者雇用!!」と、福祉法人とは別に株式会社「独歩テラス株式会社」を立ち上げ、

「障害者雇用専門の人材紹介」の事業を昨年10月からスタートしました。

内容としては6点が大きな柱でした。

①障害者雇用専門の人材紹介

②紹介した求職者は退職するまで定着支援します。

③障害における無料研修 ※雇用した会社での雇用継続のアドバイザー

④障碍者雇用社員の仕事の切り出しを行います。(仕事内容、給与、勤務時間、障害種別、職場環境、採用方法までをトータルに企業に提案)会社とのマッチングを提案する。

⑤障害者雇用担当へのサポート

⑥完全成功型の人材紹介。

すでに登録している企業も何社かあり、実績もありました。

ハローワークや障害者就業・生活支援センター、就労移行支援サービス、就労定着支援サービスなど多機関ともつながりを持ちながら、

福祉制度の枠組みに捉われない、完全成功報酬型の事業展開でした。障壁もあるようですが、それが考えるヒントにもなっているなと感じました。

人口や企業が多い都市近郊の枠組みに捉われない、支援の在り方だと思いました。

彼は、異業種からの転職ですが、福祉にゴリゴリでないところが発想力の豊かさにつながっているのかもしれないと思いました。

彼の話を聞きながら、さて横手の良さ、強みは何かと考えた帰路でした。

広い土地と豊かな土壌からおいしい野菜や果実、コメ作りができる。畜産業、農林業もできる。

そしてノウハウを持っている現役のベテランがたくさんいる。

おいしい食材を、ネットで全国に配信して販売経路を作りる。

こうした資源を働き場として活用できる。生活賃金に反映して自分の働きが賃金で評価される仕組みはやる気になると思いました。

誰かとつながり、誰かの生きがいや自信につながる仕事を提供できればと思いました。

私自身としては、

仕事以外の時間を持つ。

それは、

外に出て、勢いのある人の話を聞く時間を持つこと。

時間がない、もったいないと思う時こそ、学びの時間を割くことがあっていいかもと思いました。